87歳で4分の3を切除する舌がん大手術
舌がん乗り越え再起のコンサート 87歳・前川圓さん
昨年1月、がんのため舌の4分の3を切除する大手術を乗り越えた、伊賀市上野農人町の前川圓さん(87)が3月16日、伊賀市四十九町の伊賀県民センターで開かれたロビーコンサートに出演し、詰め掛けた約300人の市民を前に変わらぬ美声を披露した。
前川さんは33年間、地元小中学校の教壇に立ち、退職後は女声合唱団「コーラスまどか」の指導に尽力。30年前、舌がんの疑いから愛知県立がんセンターで治療に専念し、その後も定期的に検診を欠かさなかったが、一昨年12月に再発。8時間以上にも及ぶ大手術を乗り越え、再びステージに立つまでに回復した。
この日は、「四つ葉のクローバー」「野ばら」「初恋」など9曲を歌った他、中学時代の教え子で名張市在住の声楽家、波多野均さんと2曲をデュエットし=写真右=、最後は来場者と一緒に「早春賦」「朧月夜」を合唱した。
前川さんはコンサートの終わりに、「(再発が分かり)これ以上立ち上がれないかと思ったが、『良くなろう』という生きる力を感じられるようになってきた。生きる力をいただいたことに感謝している。『一寸先は光』と思い、その日その日が輝いているように生きていきたい」と話した。
2010年3月16日 伊賀タウン情報YOU
昨年1月、がんのため舌の4分の3を切除する大手術を乗り越えた、伊賀市上野農人町の前川圓さん(87)が3月16日、伊賀市四十九町の伊賀県民センターで開かれたロビーコンサートに出演し、詰め掛けた約300人の市民を前に変わらぬ美声を披露した。
前川さんは33年間、地元小中学校の教壇に立ち、退職後は女声合唱団「コーラスまどか」の指導に尽力。30年前、舌がんの疑いから愛知県立がんセンターで治療に専念し、その後も定期的に検診を欠かさなかったが、一昨年12月に再発。8時間以上にも及ぶ大手術を乗り越え、再びステージに立つまでに回復した。
この日は、「四つ葉のクローバー」「野ばら」「初恋」など9曲を歌った他、中学時代の教え子で名張市在住の声楽家、波多野均さんと2曲をデュエットし=写真右=、最後は来場者と一緒に「早春賦」「朧月夜」を合唱した。
前川さんはコンサートの終わりに、「(再発が分かり)これ以上立ち上がれないかと思ったが、『良くなろう』という生きる力を感じられるようになってきた。生きる力をいただいたことに感謝している。『一寸先は光』と思い、その日その日が輝いているように生きていきたい」と話した。
2010年3月16日 伊賀タウン情報YOU
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