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癌(がん)が治った、癌(がん)が良くなった、癌(がん)が回復した体験談情報
旭川医科大など膵臓がん治療新技術
 血管修復 血流改善で薬効 

 骨髄中の白血球の一種を移植して、膵臓(すいぞう)のがん細胞の周辺にできる異常な血管を修復・再生する新しいがん治療技術を、旭川医科大学の研究グループなどが開発した。この手法を応用すれば、血流を改善させて、膵臓がんなど治療が難しいがんへの抗がん剤や、放射線治療の効果を高めることが期待される。

 膵臓がんなどは、成長に欠かせない栄養分を調達するため、周囲に新しい血管を作る。ただ、その血管の働きは不十分で酸素の少ない環境が作られるという。がん細胞は、この厳しい環境に慣れる一方、不完全な血管の影響で内部に血流が届かなくなって、抗がん剤が効きにくくなり、転移しやすいといった悪影響が生じるという。

 研究グループリーダーの水上裕輔講師(腫瘍(しゅよう)学)によると、健康なマウスの骨髄から、細胞にあたる単核球を取り出して、血管作りを促す物質などを加えて培養。これを、膵臓がんを発症したマウスの静脈に投与すると、血流が悪くなるといった異常な血管を修復・再生し、がん組織内の血流が改善した。

 異常な血管が新たに生じることを阻む薬による現行治療法では、膵臓がんへの効果は低いという。だが、新技術では正常な状態に血管を戻すため、酸素が少ない状態を好むがんにも効果を発揮。膵臓がんの克服に寄与する可能性があるという。

 水上氏は「効果や安全性を確認し臨床応用につなげたい。将来の治療薬開発や再生医療にも生かせれば」と話している。

2010年7月21日 産経ビズ

| 膵臓がんが治った経験談 | |
日吉ミミ がん告白 すい臓がん 昨年5月手術

 「男と女のお話」の大ヒットで知られる歌手の日吉ミミ(62)が、すい臓がんを手術していたことが分かった。31日、新曲「いのちのしずく」のキャンペーンで名古屋を訪れ、明らかにした。

 日吉は2008年、妹を食道がんのため55歳で亡くした。日吉がみとったが、昨年、今度は日吉自身がすい臓がんにかかっていることが判明。体調が悪く投薬治療を続けたが、回復しなかったため、詳しい検査を受けたところ、すい臓がんが発症していることが分かったという。

 4月に東京都内の病院へ入院、5月25日に手術を受けた。経過は良く8月に退院したが、「迷惑や心配をかけては」と、一部の関係者に知らせただけで、マスコミには公表しなかった。昨年12月にテレビの歌謡番組で復帰。今は定期検査とがん剤治療を受けながら、歌手活動を続けている。

 新曲は「病気や家族の不幸などで悩む人に『強がらず思いのまま生きようよ』と呼び掛けるバラード調の歌」で、40〜60代の女性をターゲットにしている。1日午後5時から名古屋・金山のアスナル金山でミニコンサートを開き、観客にすい臓がんだったことも公表する予定という。

2010年6月1日 中日スポーツ

| 膵臓がんが治った経験談 | |
がんと闘う押し花作家の永井さんが作品展 6月には自宅にギャラリーも

湯本の押し花作家ノブコ永井(本名・永井宣子)さんは6月15日まで、高久丙の那須オルゴール美術館で作品展「草花の四季」を開いている。2度のがん発覚を乗り越え、創作活動を昨年再開した永井さん。6月上旬にも別の個展を控え、同月末には自宅を開放し個人ギャラリーをオープンさせるなど「とにかく負けない」との思いで活動を充実させている。

 永井さんは仙台市生まれ。15年前から那須を拠点に活動し、2年前に永住。もともと木彫で家具やレリーフを制作する作家だったが、12年前に押し花と出会い、インストラクター資格を取得。県内外で講師を務めてきた。

 8年ほど前に子宮がんが見つかり、懸命な闘病の末完治したが、一昨年6月にすい臓がんが見つかった。5年生存率25%と告知される中、内臓の摘出手術や抗がん剤治療などを継続。体重を20キロ落としながらも乗り越えた。

 現在も通院を続けるが「1度目の闘病のおかげで、めげない精神力が培われた」と永井さん。明るさを失わない姿勢は病院から講話の依頼が来るほどで、「体の中から熱気のようなものが自然とわいてきて『昨日のことは忘れて、今日と明日のことを考えていこう』と思って過ごしてきた」と笑顔を見せる。

 昨年は4回の個展を開き、自宅で教室も再開した。今回は花を大胆に配置し美しい情景を描いた約60点を展示。6月4日からは1カ月間、湯本の休暇村那須でも草花をメーンにした作品展を開く。さらに緑に囲まれた約8千平方メートルの自宅敷地を開放し、6月30日、長年の夢だった自作を展示する喫茶ギャラリーを開設する。

 療養を通じ花に勇気づけられ、感謝の気持ちを深めたという。「私と同じように、作品から元気や希望を感じてもらえたらうれしい」と願っている。

 開催中の個展の問い合わせは那須オルゴール美術館電話0287・78・2733。年中無休。入館料は大人1千円。

2010年5月21日 下野新聞

| 膵臓がんが治った経験談 | |
膵臓がんのハンドブック

膵臓がんの患者らを支援するNPO法人「パンキャンジャパン 」(東京都千代田区)が、ハンドブック「膵臓がんの概観」を刊行した。B5判112ページ。

米国にある同団体の本部が作成した医療教育書を元に、「膵臓がんになるということ」「治療」「用語集」など14の項目を日本膵臓学会の専門医が分担して執筆・監修した。専門的な分野も多く取り上げ、患者や家族だけでなく医療関係者にも十分役立つ内容。

 賛助会員(入会金などが必要)になるか、1冊当たり3500円以上(送料込み)の寄付で入手できる。問い合わせは、電話03(3221)1421へ。

2010年4月27日 47NEWS

| 膵臓がんが治った経験談 | |
がん 恐れず、前向いて」
闘病中の小笠原さん(南ア市)が交流組織
がん患者や家族で結成した会のマーク

 がんになっても隠さず、恐れず、前向きに−。南アルプス市十五所の小笠原孝さん(65)は、がん患者やその家族の交流を図ろうと「頑(がん・癌がん)ばる会」を立ち上げた。今年、すい臓がんが見つかり余命を宣告されて「死を覚悟した」が、手術で一命を取り留めた。闘病生活を送る中、同じ病気と闘う仲間を元気づけようと、会をつくることにした。患者同士の交流会や医療に関する勉強会を開くとともに、早期発見・治療の大切さを幅広く訴えていく。「がんになったことを悲観せず、みんなで悩みを打ち明け、楽しく過ごせるようにしたい」と“笑進笑明しょうしんしょうめい”をキャッチフレーズに、活動への参加を呼び掛けている。
 「このまま放置すれば、あと4カ月です」。昨年12月、1カ月の間に体重が5キロ減ったため、今年に入って近くの医療機関で検査を受けてがんの疑いを指摘された。総合病院の精密検査ですい臓にがん細胞があることが判明、医師から余命を宣告された。
 旧櫛形町議、南アルプス市議として13年間務め、市議時代には議長を歴任した。昨年の任期満了に伴って政治の世界から身を引き、第二の人生について、いろいろ考えている矢先だった。「議員を続けていれば検査は受けなかったと思う。夏にはこの世にいなかった」と振り返る。
 手術を受けるため入院し、闘病生活が始まった。「思い残すことはない」と死を覚悟したこともあったが、「もし手術が成功したら、同じようにがんと闘っている人たちと励まし合って生きていきたい」。大病を患ったことで、第二の人生は自然と決まった。
 手術後、会発足に向けて動き出した。「がんを宣告されても、なかなか周囲に打ち明けられない。みんなで話をしながら、不安をなくしていこう」。市内外のがん患者にこう呼び掛け、これまでに患者や家族ら約10人が集まった。
 定期的に集まり、交流会や学習会を開くほか、検診などの受診を呼び掛けてがんの早期発見・治療の必要性をPRしていく。行政に対して支援制度の充実を求めることも考えている。
 小笠原さんは現在、通院しながら抗がん剤の投与や放射線治療を受ける日々が続く。一度、がんを患った人から再発や転移といった死の恐怖が消えることはないといい、「がんになっちゃったという気持ちで、みんなで笑い、病気に立ち向かっていきたい」と笑進笑明を実践しながら“仲間”の参加を呼び掛けている。
 問い合わせは小笠原さん、電話090(3146)0836。対象は患者とその家族で、匿名での参加も可能。

2009年10月12日 山梨日日新聞

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がん闘病体験医師が講演

「病気は生きる上でプラスになる面もある」と語る鍋島さん
(姫路市仁豊野の姫路聖マリア病院で)

 がんと闘いながら姫路聖マリア病院(姫路市仁豊野)で整形外科医として勤務する鍋島祐次さん(48)=姫路市白国=が10月4日午後2時から、姫路商工会議所(同市下寺町)で「今日を生きる」と題して特別講演をする。人生を前向きにとらえるまでの心境の変化を語る内容で、同病院は「体験者の言葉の重みを知って」と参加を呼びかけている。

 鍋島さんは2006年2月、膵臓(すいぞう)がんと診断され、3月に手術を受けた。07年4月と08年4月の2回、肝臓に転移したが、いずれも患部を摘出するなどし、職場復帰。現在、同病院で週4回、外来診療を受け持つ。

 講演会では、死への恐怖と闘いながら手術に踏み切った気持ちや、術後に栄養剤などを流し込む管が体に計15本つながれたときの苦しみを紹介。一方で、「家族の支えや友人らの見舞いを受けて前向きになれた」「自問自答を重ねるうち、一日一日を大切に生きようと思えるようになった」などと克服の過程についても語る。

 「闘病の様子を紹介することは医師の私に課せられた仕事」と話す鍋島さん。「気楽に聞いて生きるヒントにしてほしい」と話している。

 会場では、同病院の患者ら約40人の声もパネルで紹介する。無料。問い合わせは同病院ホスピス緩和ケア病棟(079・265・5126)へ。

2009年9月30日 読売新聞

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「パープル」で膵がん啓発 患者支援団体も活動

 難治性がんの代表ともいわれ、進行して外科手術の適応とならないケースも多い膵臓がんの啓発・撲滅を目指した「パープル(紫)リボンキャンペーン」が行われている。専門医の講演やインターネットでの情報提供を通じ、早期発見と治療の重要性を呼び掛けている。

膵臓がん撲滅を訴えるシンボルマークがパープルリボン。リボンでなくても紫色の物を身に着けることで運動を応援していることの証しになる。

 日本での活動の中心「パンキャンジャパン 」(東京都千代田区)は、妹をこの病気で亡くした真島喜幸事務局長が、全米有数の患者支援団体「パンキャン」の日本支部として2006年に設立し、その後特定非営利活動法人(NPO法人)になった。

 別のNPO法人「キャンサーネットジャパン」(東京都文京区)などと協力し、3月の広島市に続き、8月1日に都内でセミナーを開催。日本膵臓学会理事長の田中雅夫・九州大教授は「膵臓は脂肪組織に埋まり症状が出にくいのに(がんは)すぐ外に広がり、大多数は進行した状態でしか発見されない。切除手術を約10%にしか行えず、切除できても完全に治る率は10〜15%と低い」と現状を説明した。

一方、九州大のデータでは、がんが2センチ以下の段階で切除すれば5年後の生存率は73%。新しい抗がん剤ゲムシタビンの普及などで、早く見つけさえすれば治せる人が増えているという。
 早期発見の糸口として田中さんが強調するのが糖尿病。膵臓がん患者の半数以上に糖尿病があり、糖尿病の人が膵臓がんで死亡する率も一般よりはるかに高い。
 「肥満や家族歴がなく、アルコールもあまり飲まないのに初めて糖尿病と言われた人や、糖尿病の経過観察中に理由が不明で悪化した人、経過はいいのに体重が減少した人などは危険」といい、できるだけ早く超音波などの精密検査を受けてほしいとしている。

 田中さんはさらに「『糖尿病のようだ』と言われた段階で、志願してでも膵臓がん検査を受けることが、より早期の発見につながる」と話す。
 パンキャンジャパンの連絡先は03(3221)1421。講演会の内容はキャンサーネットジャパンのホームページにある「がん情報ビデオライブラリー 」から動画で見ることができる。

2009年9月1日 47NEWS

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Appleのスティーブ・ジョブズCEOが復帰

ジョブズ氏が療養休暇を終えて復帰したが、初めは週に数日は自宅で仕事をするという。

 米Appleのスティーブ・ジョブズCEOが、約6カ月間の療養休暇を終えて復帰した。ただし、少なくとも最初は、1週間に2〜3日は自宅で仕事をする。Appleが6月29日に明らかにした。

 同氏の健康状態と、同氏のAppleでの今後をめぐっては何カ月もの間憶測が流れていたが、ついに公式に復帰が発表された。

 ジョブズ氏(54)は療養休暇中にテネシー州メンフィスで肝臓移植手術を受けた。休暇中も、同氏はAppleの戦略的な決定に携わっていたとAppleは伝えている。また同氏はこの数週間、カリフォルニア州クパティーノにあるApple本社にいるところを目撃されていた。

 「スティーブは仕事に復帰した」とAppleの広報担当者は語る。「現在は、週に数日はAppleで、残りは自宅で仕事をしている。われわれは復帰を喜んでいる」

 Collins Stewartのアナリスト、アショク・クマー氏は、過去10年間にわたってiPodやiPhoneなどジャンルを定義付ける製品でAppleの復興に貢献してきたジョブズ氏が、同社の舵取り役として復帰したことで、投資家は安心するだろうと語る。

 クマー氏は、一部投資家は、ジョブズ氏が復帰しないのではないかと懸念していたと指摘している。「多くの点で、同氏は替えがきかない人物だ。同氏の復帰でAppleに後光が戻ってくる」

2009年06月30日 ロイター

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膵臓がん治療ワクチンを10年末にも申請と報道

  オンコセラピー・サイエンス <4564> が高い。一部で、2010年末にも膵臓がん向け治療用ワクチン「OTS102(開発番号)」の承認を申請する、と報じられており、手がかり材料となっている。臨床試験(治験)で安全性を確認できたため、有効性確認の治験に移行する。早期承認されれば日本初のがん治療用ワクチンとなるという。

  オンコセラピーの株価は9時46分現在15万7000円(△7000円)。(情報提供:ストックステーション)

2009/06/24(水) Seachna

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トランスジェニック、膵臓がん早期診断技術で特許


 バイオベンチャーのトランスジェニックは19日、抗体を活用して膵臓(すいぞう)がんを早期に見つけられる技術の特許を取得したと発表した。膵臓がん患者の体内だけで生まれるたんぱく質に反応する抗体を使うのが特徴。同社によれば膵臓がんを特定できる腫瘍(しゅよう)マーカーはまだ少ないという。

 トランスジェニックは遺伝子解析の技術に強みを持つ創薬支援ベンチャー。2007年から国立がんセンターの研究者らと共同で研究を進めてきた。膵臓がん患者に特有のたんぱく質はがんセンターが発見。同社が遺伝子改変マウスを使い、そのたんぱく質と結合しやすい抗体を生成した。

2009年6月22日 日経産業新聞

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