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癌(がん)が治った、癌(がん)が良くなった、癌(がん)が回復した体験談情報
間寛平、前立腺がん治療が効果 米担当医がお墨付き

 前立腺がんと闘いながら、マラソンとヨットで地球1周する「アースマラソン」に挑戦中のタレント、間寛平(61)に中国で朗報が届いた。ウルムチの大学病院で受けた検査結果で、前立腺がん治療の効果などを判定するPSA(前立腺特異抗原)の値に、米担当医が「非常に良い」とお墨付き。サンフランシスコで放射線治療を受けた後、初めての検査。

2010年9月15日 産経新聞

| 前立腺がんが治った体験談 | |
神大病院に手術用ロボ

3D映像見て遠隔操作 県内初、10月から稼働
手術用ロボット「ダビンチ」で訓練する医師(神戸市中央区で)

 神戸大医学部付属病院(神戸市中央区)が今月、県内の病院で初めて手術用ロボット「ダビンチ」(1台約3億円)を導入した。専用モニターで3次元(3D)の立体映像を見ながら、体の組織を切ったり縫ったりする器具「鉗子(かんし)」を遠隔操作でき、時間短縮や副作用を抑えるメリットがある。10月には最初の手術を予定しており、医師らが29日、実用訓練を実施。同病院は「様々な症例に利用し、高度医療を提供したい」としている。(諏訪智史)

 ダビンチは米企業が開発。4本の腕があり、先端には鉗子3本とカメラ1台が取り付けられている。患者の腹部に小さな穴を約5か所開けて器具を差し込むため、傷が小さくて済む。

 執刀医は手術台から離れた装置で、立体映像を見ながら鉗子やカメラを操作。いろいろな角度から手術部位を見られ、映像も約10倍に拡大できる。従来の内視鏡手術などと異なり、鉗子は手首をひねるなど、医師の手のように自由に動かせ、手が届きにくい部位も精密に縫合することが可能だ。

 特に前立腺がん手術では神経を傷つけにくく、尿漏れや勃起(ぼっき)障害などの後遺症を減らすことが期待できる。尿道や膀胱(ぼうこう)の縫合などに威力を発揮し、手術時間の短縮にもつながるという。

 同病院では、執刀医が見るのと同じ立体映像を別の液晶画面(46インチ)に映し、周囲のスタッフが専用眼鏡で共有できるシステムも全国で初めて導入。若い医師らの研修や訓練に活用する。

 この日は、泌尿器科の医師ら約10人が縫合手術の訓練をした。今後、消化器外科や産婦人科などでも使用できるよう訓練を進めるという。泌尿器科の藤澤正人教授(50)は「実際に自分が見ているのと同じ感覚で操作でき、スムーズな手術が可能。今後は若い医師もロボットで訓練する時代が来るだろう」と話した。

 国内では現在、東京医大付属病院(東京都新宿区)や藤田保健衛生大病院(愛知県豊明市)などで約10台が稼働している。

2010年8月30日 読売新聞

| 前立腺がんが治った体験談 | |
PSAで死亡リスク44%減 

 前立腺がんを見つけるためのPSA(前立腺特異抗原)検査によって、前立腺がんによる死亡のリスクが44%減少するとの研究結果を、スウェーデンの大学のグループが英医学誌に発表した。2万人の男性を対象にした研究の中間解析。
 2年おきのPSA検査で異常があれば別の検査をするグループと、PSA検査をしないグループに分け、14年前後追跡。前立腺がん発見率はPSA検査を実施した方が1・64倍高かった。
 国内では、日本泌尿器科学会がさまざまな研究を根拠にPSA検査を推奨。一方、厚生労働省の研究班は、死亡率減少効果を判断する根拠が不十分などとして、集団検診には勧めないとの報告をまとめている。

2010年8月3日 47NEWS

| 前立腺がんが治った体験談 | |
 前立腺がん治療のため入院している和歌山県の仁坂知事が執務を再開しました。当分は、病院から通勤することになります。

「順調に回復しておりますから」(和歌山県・仁坂吉伸知事)

 29日の午前9時半過ぎ。

 仁坂吉伸知事は、およそ1週間ぶりに和歌山県庁に姿を見せました。

 今月20日から前立腺がんの治療のため入院していましたが、手術も無事に終わり経過は順調だということです。

「快適にすごしております。甲子園の和歌山予選をずいぶんたくさん見れた。やっぱり真剣にみんなやっているから、ああいう姿をみるとジーンとくるものある」(和山県・仁坂吉伸歌知事)

 執務を再開した仁坂知事ですが、8月上旬の退院までは病院から県庁に通勤するということです。

2010年7月30日 毎日放送


前立腺がん治療のため入院していた仁坂吉伸知事が29日朝、 県庁に元気な姿を見せ職務に復帰した。 術後の経過は良好で、 あと1週間程度は病院から県庁に通うことになるが 「全快したら、 全力を挙げて県政のために頑張りたい」 と顔をほころばせた。

仁坂知事は定期健康診断で進行性の極めて遅い前立腺がんであることが分かった。 職務遂行には支障はなかったが、 「充電も兼ねて休養したい」 として今月20日から日赤和歌山医療センターに入院、 21日に前立腺がん切除の手術を受けた。

会見に応じた仁坂知事は顔色も良く終始笑顔。 前立腺がんの手術について「出血の量も少なく何も問題ないと言われた。 痛みはあまり感じなかった。 関係者の方に感謝したい」 と説明。 また 「早期発見、早期治療が大きい。 健康診断は県民すべての人に受けてほしいと改めて思った」 と話した。

入院中は 「静養できてたくさん本も読んだ。 テレビでは高校野球県大会をたくさん見た。みんな一生懸命やっている姿を見てじーんとくるものあった」 と感想。 知事はこの日午前中だけ執務し、 また病院へ。「あす30日はスケジュールがつまっている。 1、 2週間程度はハードワークは難しいが、これからまた、 一生懸命県のために尽くしたい」とした。

2010年7月30日 わかやま新報

| 前立腺がんが治った体験談 | |
間寛平、前立腺がんの治療終了。アースマラソン再開決定

タレントの間寛平(60)が10日、前立腺がんの放射線治療のために中断していたマラソンとヨットで地球を一周するアースマラソンを再開することを発表した。米での治療が無事終了し、医師団からゴーサインが出た。6月16日(日本時間6月17日)、米サンフランシスコ空港付近で復帰会見を開き、その後、再開の地であるトルクメニスタンへ向かう。関係者によれば、現地に到着し体調などを見た上で速やかに再スタートを切るという。本人はすでに、トレーニングを始めている。一時中断を決めた4月、寛平は「急に悪くなったからではありませんから、心配しないでください。ゴールするのが少し遅れますけど、必ずここへ帰ってきます」と宣言していた。

2010年6月10日 日テレニュース

| 前立腺がんが治った体験談 | |
間寛平、放射線治療を終えマラソン再開へ

間寛平、放射線治療を終えマラソン再開へ
米サンフランシスコで放射線治療を終えた間寛平((C)間寛平アースマラソン製作委員会)

 マラソンとヨットで地球を1周する「アースマラソン」を中断し、米サンフランシスコで前立腺がんの治療を受けていたタレント、間寛平(60)が2日(現地時間1日)、予定通り放射線治療を終えた。

 アースマラソン公式ブログによると、寛平は同日、HDR(組織内照射)を2回にわたって受けた。全身麻酔を受け、超音波で前立腺の位置を確認しながら、陰嚢(いんのう)から前立腺のまわりに16本のカテーテルを差し込み、患部に直接放射線を送り込んだという。

 照射は6時間の間隔をあけて行われ、午前6時から始まった治療が終わったのは午後8時前。約14時間に及んだが、寛平は麻酔が切れていることや、歩けることなどを確認して無事退院。「みなさんありがとう! みんな待っといてください!! いよいよやなぁー、アへ」と話した。

 1月にトルコで前立腺がんを公表した寛平は、トルクメニスタンでアースマラソンを一時中断。最先端の放射線治療を受けるため渡米。4月20日から1日1回の外部照射を1週間に5回、5週間続け、この日のHDRで放射線治療を終えた。

 順調なら今月下旬にもトルクメニスタンに戻り、アースマラソンを再開する予定。

2010年6月3日 サンスポ

| 前立腺がんが治った体験談 | |
FDAが前立腺癌(がん)ワクチンを承認


 前立腺癌がん)の拡大を防止する治療用ワクチンProvenge (一般名:sipuleucel-T)が、米国食品医薬品局(FDA)により承認された。FDAによると、今回の承認は「身体の他の部位に転移した無症候性または最小限の症状を有する前立腺癌で、標準的なホルモン療法に抵抗性を示す症例」に限られたものだという。

 Provengeは化学療法、放射線療法およびホルモン療法のような重篤な副作用を生じることなく、進行前立腺癌患者の生存期間を延長する効果があるとされている。米国協会(ACS)のJ. Leonard Lichtenfeld博士は、このワクチンは予防や治癒を目的としたものではないと強調する一方、前立腺癌の早期段階での使用にも可能性があると述べている。

 Provengeは、患者自身の白血球から作製されるワクチン。患者から採取した細胞を薬剤で処理して患者の身体に戻すことにより免疫反応を惹起(じゃっき)させ、正常な細胞を損傷することなく癌細胞を死滅させる。FDAによると、2週間おきに3回静脈注射(静注)するという。このワクチンを開発したのは米Dendreo社(シアトル)。同社がホルモン療法に不応性の進行前立腺癌患者を対象に最初の臨床試験を実施した結果、Provengeにより平均4.5カ月の生存期間の延長がみられ、患者によっては2〜3年の延長も認められた。副作用は軽度のインフルエンザ様症状がみられるにとどまった。また、FDAによれば、別の研究では同薬の使用により脳卒中などの脳血管イベントリスクにわずかな増大が認められているという。

 米マイアミ大学ミラー医学部泌尿器科教授のMark Soloway博士によると、Provengeの投与時期が課題となっており、化学療法またはホルモン療法の前に使用する方がよいかどうかは明らかにされていないという。また、患者が白血球を定期的に提供しなければならない点や、予測される費用が計7万5,000ドル(約705万円)と極めて高額な点など、いくつかの問題もある。「早期の前立腺癌に対する有用性についてはさらに研究を重ねる必要があるが、いったん承認され、市販されれば適切なインフォームドコンセントにより早期への使用も可能」と同氏は述べている。

 ACSによると、米国では毎年19万2,000人を超える人が新たに前立腺癌と診断され、2万7,360人が死亡しているという。前立腺癌は米国男性では皮膚に次いで多いであるが、前立腺癌を経験した男性のうち200万人以上が現在も生存している。死亡率は低下しており、早期発見されるようになっているとACSは述べている。

2010年4月29日 HealthDay News

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前立腺がん深刻も寛平ちゃん笑顔

 米サンフランシスコで、前立腺がんの治療について語る間寛平と妻の光代さん

 マラソンとヨットで地球を一周する「アースマラソン」を一時中断し、前立腺がんの治療のため渡米していたタレントの間寛平(60)が21日(現地時間20日)、サンフランシスコの病院での初診結果を公表した。病状は予想以上に深刻で、治療に約7週間を要することを明かした寛平は「1日でも早く治して、スタートしたいと思っています」と気丈に話した。

 1月にがんを公表してから3カ月、ホルモン療法を受けながら走り続けていた寛平だが、その病状は深刻なものだった。担当医となるカリフォルニア大学サンフランシスコ校がんセンター泌尿器科の篠原克人教授は、会見で「腫瘍の程度を5段階とすると、4と高い状態」と衝撃の診断結果を明かした。

 それでも寛平は、あくまで普段通りの明るさを保った。「ここで走っても、ゴールまでの距離が縮まらないのが残念」とジョークで笑いを取り、「これから2カ月、何とか頑張って治して、1日も早く日本に着けるように頑張りたいと思います!」と気丈に話した。

 今後、最新鋭の治療技術を誇る同院で放射線治療を受け、“復帰”を目指す。1日1回の外部照射を週5回、5週間続け、その後1週間から10日あけて組織内照射を行う。約7週間の治療スケジュールを組んだ篠原教授は「米国は日本に比べると技術的にも進んでいると自負しております。治療中に走ったりトレーニングしたりして体力を保っていただいて、またトルクメニスタンに戻り、ぜひ日本に走って戻って下さい。大丈夫です!帰れます!」と完治を約束した。

 「ブログ、ツイッターで毎日どういう状況かを伝えていきます。1日1日、ちゃんと報告していきます」とファンにメッセージを送った寛平は、「山あり谷あり、これがアースマラソンなんですね」と納得した表情で語った。08年12月、大阪を出発してから約3万2500キロを駆け抜けてきた“鉄人”は、予想もしなかった最大のピンチにも、力強く前を向いていた。


2010年4月21日 デイリースポーツ

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ドン杉原の出版記念会見に星野SD来た

 男子ゴルフの杉原輝雄(72)が31日、都内で、加圧トレーニングの発明者で医学博士の佐藤義昭氏(61)との共著によるDVD BOOK「飛距離が伸びる!『加圧ゴルフ』」(3月29日発売、講談社刊、2100円)の出版記念会見に出席。「加圧トレーニングが人生を変えてくれた。もっと多くの人に知ってもらいたい」とPRした。

 「飛距離を伸ばしたい」という理由で、96年から佐藤氏の指導の下、加圧トレーニングを開始した。翌年に前立腺がんが見つかったが、投薬治療でプレーを続行。トレーニングも週1回のペースで欠かさず続け、佐藤氏によれば「始めた時はお年寄りのようだったが、今はトップアスリートレベルの圧をかけてするほどになった」という。

 杉原は「飛距離が落ちなかったのは加圧トレーニングのおかげ。短時間で、しかも体に負担をかけずに鍛えられる」と効果を打ち明けた。

 会見後の祝賀会には、阪神・星野仙一SDら約500人が出席。星野SDは「もう少し早く教えてくれたら、現役を続けていたのに」と周囲を笑わせた。

2010年3月31日 デイリースポーツ

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重症尿失禁に人工括約筋 
前立腺摘出後の患者ら 
生活に支障ない程度に

 がんで前立腺の摘出手術などを受けた男性らに起きる重症の尿失禁に対し、「人工尿道括約筋」という器具を埋め込む治療がある。多くの患者では、症状が日常生活に支障のない程度にまで改善するといい、関係者は治療の普及や保険適用を目指している

 ▽実態届きにくい
 健康な人の場合、尿がぼうこうにたまっても、尿道の周囲の括約筋が収縮して外に漏れるのを防ぐ。排尿を意識すると脳の指令で逆に括約筋が緩み、ぼうこうは収縮して尿が出る。この働きに異常が出ると尿失禁になる。軽ければ尿漏れ用のパッドで済むが、重症ではおむつが必要となる。

 東北大病院 (仙台市)泌尿器科の荒井陽一教授によると、男性の重症尿失禁はぼうこうがんや前立腺肥大症の手術、外傷などによっても起きるが、原因で最も多いのは前立腺がんの摘出手術だ。
 前立腺を取る際、隣り合わせの括約筋の一部が傷つくことなどが原因。失禁は術後ほとんどの人に現れ、大半は数カ月で回復するが、1〜3%が重症になるという。

 摘出手術は国内で年間2万件程度とみられる。荒井教授らが国内約1200施設への調査から推定したところ、重症者は約2200人おり、2007年の1年間だけで358人の新規患者がいるとの結果が出た。
 「おむつのまま過ごし、においなどを気にして外出や旅行もできずこもりがちになる。患者は本当につらいが、実態は周囲に届きにくい」と、荒井教授。

 ▽標準治療
 治療には、骨盤の筋肉を鍛える体操や尿道へのコラーゲン注入、薬物療法などがある。メッシュのテープで尿道をつり上げる手術もあるものの、いずれも重症者には効果は期待できず、人工括約筋が最も標準的な治療だと荒井教授は説明する。

 器具は米国製。三つの部品と管から成り、手術で体内に埋め込むため外からは見えない。括約筋に代わるシリコーン製の「カフ」を尿道に巻き、この中に満たした生理食塩水の圧力で尿道を締め付け、尿漏れを防ぐ。

 排尿の際は、カフとつながったポンプを陰嚢の上から軽くつまむと、カフ内の水が圧力調整用のバルーンに移り、締め付けが緩んで尿が出る。バルーンの水は2〜3分後に自動的にカフに戻り、再び尿道を締め付ける。

 ▽劇的に変わる
 手術は1〜2時間。入院も約1週間だが、装置を体になじませるため使用開始は約6週間後。「大きなくしゃみをした際などに尿が漏れることはあり、失禁を完全に防ぐのは難しいが、1日にパッド1枚ほどで済むようになる」(荒井教授)。
 約30年前から世界で約13万人が使用。国内でも1990年から07年に約100人に手術が行われ、荒井教授らの調査では70%の人で10年間正確に作動していた。20年間以上問題ない人もいる。ただ感染や、血流悪化による尿道萎縮などのリスクはあるという。
 最新のタイプは昨年9月に承認された。保険はきかず、東北大病院など5施設(3月1日現在)で、入院費など一部に保険が使える先進医療に指定されている。この場合も手術と器具の自己負担分だけで約165万円(東北大の場合)かかる。

 荒井教授は「治療によって患者の生活は劇的に変わり、社会復帰のチャンスも増す。PSA(前立腺特異抗原)検査の普及などで前立腺がん早期発見の機会が増え、手術も増加する中、完全に防ぐのは難しい重症尿失禁にこうした治療があることを、医療者も患者も知ってほしい」。日本泌尿器科学会も保険適用や治療普及に向け活動を始めた。

2010年3月30日 47News

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