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癌(がん)が治った、癌(がん)が良くなった、癌(がん)が回復した体験談情報
末期がんファラ・フォーセットが結婚

末期がんで闘病中の米女優ファラ・フォーセット(62)が、元恋人で友人の俳優ライアン・オニール(68)と結婚することが分かった。オニールがABCテレビのインタビューで「プロポーズして了承を得た。すぐにでも式を挙げたい」と明かした。

 2人は80年から同居生活を送り、85年に長男(24)をもうけた。交際から10年以上たってから挙式説も浮上したが、97年にオニールの浮気をきっかけに破局した。これまでオニールは2度、フォーセットも1度結婚に失敗している。

 破局後も2人は友人として良好な関係を築いてきた。フォーセットは06年に肛門(こうもん)がんと診断され摘出手術を受けたが、翌年に再発。オニールはドイツでの治療に付き添うなど、病魔と闘うフォーセットを献身的に支えてきた。

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ファラ「末期がんの真実」900万人視聴者が釘付け

ファラ・フォーセットの闘病とライアン・オニールの献身的な介護を追ったNBCの番組は反響を呼んだ

 1970年代後半に日本でも一世を風靡した米ABC制作の人気TVドラマシリーズ「チャーリーズ・エンジェルズ」。中でも主役の1人、ファラ・フォーセットはセックス・シンボルとして名を馳せた。小麦色に焼けたスレンダーな肢体に、トレードマークのウェービィなブロンドヘア。クールなファラにあこがれたものだった。

 そのファラも今年62歳。往年の美貌と色っぽさを残す彼女が、がんで命が危うい状況と聞きショックを受けた。ファンの心配に応えるかのように、今月15日に米NBCテレビで2時間のドキュメンタリー「ファラズ・ストーリー」が放送され、約900万人の視聴者を釘付けにした。

 番組はビデオ日記の形式で、2006年に肛門がんと診断されたファラ自身のナレーションで進行する。UCLA病院で治療し、一時克服したかに見えたが再発。肝臓に転移し9個の悪性腫瘍が発見され、末期のステージ4と診断される。ファラは人工肛門手術を拒否し、米国では未認可の新しい治療法を求めてドイツに。以後1年半でドイツとロスを6度往復する。

 病室で嘔吐するファラは「これが、がんというものよ」と、あえて撮影を続行させる。いつもそばにいて励ますのが、長年のパートナーで彼女の息子の父親でもある俳優のライアン・オニールだ。カメラは、ノーメークのファラが絶望と希望の間で疲れ果て、嘔吐し、キモセラピー(化学療法)のため毛が抜け、痛みに涙する姿を冷酷に追い続ける。何もそこまで…と思うが、女優の性(さが)なのだろう。


 そんなファラが怒ったのはタブロイド紙が「がん再発」と報じた時だ。本人と医師しか知らない段階でのリークで、ファラは調査を要請し、UCLA病院の係員がコンピューターに何度もアクセスし、情報を売ったと判明。カリフォルニア州議会が問題視し、患者のプライバシー保護の強化法案を通過させたことは、ファラの功績といえる。

 ビバリーヒルズでの番組試写には、ファラは弱りすぎて行くことができなかった。放送当日はライアンとテレビを見て、視聴率を気にして周りを笑わせていたそうだ。NBCでは第2弾を計画中とも。

 奇跡を信じて闘うファラの姿は、同じ境遇の人々を励まし、われわれに末期がんの現実を教えてくれる。勇気ある女優としてその名が記憶される−それが、ファラ最後の望みなのだろうか。(板垣眞理子)

ZAKZAK 2009/05/27

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